箴言集 佐藤一齋
眞に大志有る者は、克く小物を勤め、眞に遠慮有る者は、細事を忽(ゆるがせ)にせず。――佐藤一齋
(川上正光譯注『言志四録(一)』 講談社學術文庫、53頁)
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眞に大志有る者は、克く小物を勤め、眞に遠慮有る者は、細事を忽(ゆるがせ)にせず。――佐藤一齋
(川上正光譯注『言志四録(一)』 講談社學術文庫、53頁)
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もし哲學が日常生活の重要問題について君の考へる力を進歩させないのなら、(中略)哲學を勉強するなんて無意味ぢやないか。――ウィトゲンシュタイン
(ノーマン・マルコム『ウィトゲンシュタイン――天才哲學者の思ひ出』 板坂元譯。平凡社ライブラリー、41-42頁)
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汝しらず、近來の世の亂れは朕(わが)なす事(わざ)なり。生てありし日より魔道にこころざしをかたふけて、平治の亂を發(おこ)さしめ、死て猶朝家に祟をなす。見よ見よやがて天が下に大亂を生ぜしめん。――上田秋成『雨月物語』
(「白峯」中の崇徳院の言葉。大輪靖宏譯注『對譯古典シリーズ 雨月物語』旺文社、18頁)
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汝に禍ひあれ、コラジンよ、禍ひあれ、ベツサイダよ、(中略)また汝カペルナウムよ。汝は天にまであげらると信ずるか。地獄に落されん。――イエス
(新約聖書「マタイ傳福音書」第11章。村松剛『教養としてのキリスト教』 講談社現代新書、177頁より再引用)
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兎に角多數者の用ゐる者に限つて承認すると云ふ論には同意しませぬ。――森鷗外
(「假名遣意見」『森鴎外全集 第14卷』 ちくま文庫、168頁)
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召使 おお、恐ろしい、口を割つてしまひさうだ!
オイディプス おお、まさに聞かうとしてゐるこのおれとて同じこと、だが、やつぱり聞かねばならぬ!
――ソポクレス「オイディプス王」(高津春繁譯。『ギリシア悲劇Ⅱ』 ちくま文庫、357頁)
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御前は病人也。病人に責むるに病人の好まぬことを以つてするは苛酷のやうなりといへども手習をして生きてゐても別段馨しきことはなし。knowledge を得て死ぬ方がましならずや。――夏目漱石
(明治二十二年十二月三十一日 正岡子規宛書簡 。『漱石書簡集』 岩波文庫、19頁)
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たとへその最後の扉が人間の理解も支配力もおよばぬ現實に通じる扉であらうと、いやそれだからこそ、きつとわれわれは最後の扉を開けるだらうと思ふ。――ジョージ・スタイナー
(桂田重利譯『青ひげの城にて』 みすず書房、156頁)
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地獄に王たるは天に奴たらむに勝れり。――ミルトン
(繁野天來譯『失樂園』新潮社、1929年。足立恒雄『√2の不思議』光文社、90頁より再引用)
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