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2008年1月13日 (日)

地球温暖化の恩恵

武田邦彦『環境問題はなぜウソがまかり通るのか2』を買つて來た。目を引いたごく一部を要約する。

地球の氣温はこの百年で〇・七四度ほど暖かくなり、その結果、海面水位は七センチほど上昇した。過去の樣子から將來を豫測すると、氣温の變化として暖かい隣の縣に引越すくらゐのことは起こり、海面水位が三十年で十一センチほど上がることも見込まれる。しかし海面水位はもともと潮の滿ち引きだけで二メートル以上も上下するが、大きな問題は起こつてゐない。また暖かくなると腦卒中や心臟病で死ぬ人は少なくなるし、雪國では雪下ろしで死ぬ人も減る。現在の寒冷地でも農作物が多く獲れるやうになる。

温暖化(が起こるとして)によるデメリットはあるだらう。しかし物事は常にメリットとデメリットの差引勘定で考へなければならない。

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コメント

木村さん、お久しぶりです。
地球温暖化に關する本で非常に面白い本が出ましたので、紹介します。
「地球温暖化は止まらない」
~地球は1500年の気候周期を物語る
東洋經済新報社刊
著者:シンガー,S.F./エイヴァリー,D.T.
2400圓と少し高いのですが、その價値は十分あります。
實は昨年この本を知つた時、日本では出ない本ではないかと思ひ、すぐに讀みたくてペーパーブックをアマゾンで購入し辭書を片手に讀んでゐたのですが、半分讀まない内に日本語版が出版されまして、悔しい思ひを致しました。約400頁の本ですが、飜譯は山形浩生氏、さらりと讀める本ですので往復2時間の通勤電車の中だけで4日で讀了出來ます、誰が讀んでもそれくらいでせう。
内容を一言で言ひますと、地球は今、確かに暖まつてゐるが、これは百萬年前から續く1500年周期の氣候變動に依るものなので、人間が止められるものではないし、又、ゴア前副大統領が大騒ぎする樣な悲惨な結果にはならない。と、言ふものです。
ビヨルン・ロンボルグの「環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの實態 」文藝春秋刊(これは4725圓)も2003年に出た時にすぐに買つて讀ましたが、讀易さでは今囘の方が遙かに良いと思ひます。
木村さんが紹介されてゐる、武田氏の本は資料から集めたデータと資料が無い處から推測したデータの使い方に少し問題があると思ひます、わざとでは無いと思ふのですが、本來分けて使用すべきデータを混在させて使用してゐます、尤も「環境ウソ1、2」は科學論文ではないのですから、あの程度は許されるのかもしれません。
何れにしても、環境問題に興味の有る方は
「地球温暖化は止まらない」と「環境危機をあおつてはいけない」は讀んだ方が良いと思ひます。

投稿: 菊地 | 2008年5月 4日 (日) 04時45分

菊地さんお久しぶりです。どうも有難う御座います。早速讀んでみます。

今の環境保護運動はどう考へても異常です。以前は温暖化とは正反對の「核の冬」が問題になつてゐましたね。

投稿: 木村貴 | 2008年5月 6日 (火) 23時04分

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