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2006年6月17日 (土)

何を主張しようと自由だが筋を通せ

どんな主義主張も尊重されるべきである。論理的整合性さへ確保出來てゐれば。

私は福田恆存信者・松原正信者だが、反福田恆存・反松原正の主張には喜んで耳を傾ける。論理的でありさへすれば。論理的思考の出來ない「会長」のやうな輩から學ぶ事は何も無い。

論理重視はキリスト教文化の最大の特長である。だから西洋文化に學んだ福田松原兩氏は「筋を通す」事を最も重視する。福田松原信者も同樣である。

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コメント

【最近笑った事】
西尾幹二著『人生の価値について』の帯に「人生に成功も失敗もない(引用不正確)」だそうです。

これを奇妙に思わない人って…

立ち読みだったんですが、やたらセネカのことを褒めちぎっていたので納得しましたけど…
序にマキャべりの思想は人間の「半面の真理」にしか過ぎないそうです。その根拠が爆笑なのだが題名が『君主論』だからだそうで…
人間が社会的動物である限り誰かの君主であり同時に臣下であってマキャべりの思想は人間についての「両面の真理」だと思うんですけどね、僕は。
僕にはニーチェの所謂「アフォリズム」の方が余程「半面の真理」に過ぎないと思うのだが…


しかし西尾氏も自分が研究している対象に悉く裏切られるな…。
氏、曰く「レーヴィットの『ヨーロッパのニヒリズム』中の日本人評が嫌いだ!」そうです。あの有名な一階と二階の比喩なんだけど此処こそまさしく西尾氏の贋性を正確に突いているんですよ。

投稿: 森英樹(本物) | 2006年6月17日 (土) 15時34分

西尾幹二氏の本では矢張り『ヨーロッパの個人主義』が一番面白いと思ひます。レーヴィットについて、西尾氏、そんな事を云つてゐましたか。

投稿: 木村貴 | 2006年6月18日 (日) 13時07分

まず報告。仕事で沖縄に行きます。羨ましいでしょ!

西尾幹二氏の著書で面白いのは『ヨーロッパの個人主義』とか『ソ連知識人との対話』とかイデオロギー的な見方をしていない物です。要は「ビックリした!」みたいな事を正直に書いている本です。
それが「評論家」になってからは「何でも説明出来なければいけない」みたいな強迫観念におそわれたようである。分からない事は「分からない」と言えなくなったようである。

全てを合理的に説明しようと思う人はハッキリ言って精神的に不健康である。厳密に言えば合理的解決の必要の無い事柄まで合理的に説明しようという人は「異常」である。

僕は小林秀雄の文章について「論文」と思ったことがない。彼は「感想文」の天才だったと思う。また健康的な美感を持っていた人である。

投稿: 森英樹(本物) | 2006年6月29日 (木) 05時24分

>彼は「感想文」の天才だったと思う。

講演も「感想」と云ふ演題が多かつたやうですね。

投稿: 木村貴 | 2006年6月30日 (金) 07時44分

そう言えば昔に読んだ(記憶は曖昧)小林の対談集でのことですが…

誰かがカント(だったかな?)の批判哲学をどう思うか?みたいな質問を小林にしたところ
「ああいう書物(=哲学書)って大抵は正しいんだよ!」って答えてました(笑)。

さる洋画でも、こういう会話が…
男「ニーチェだ!」
女「ニーチェなんて妹に恋した変人よ!」
これも笑いました。

私事ですが僕は松原信者ですが松原氏は女房の事を「愚妻」と書く。面白がって僕は自分の女房の事を書く時は「賢妻」と書く。

投稿: 森英樹(本物) | 2006年7月 3日 (月) 19時13分

>木村さんへ

戯文めいたコメントが多かったので次回はちょっと真面目に書こうと思います。本日は育児の為に書く暇がありません。

多分「解らない」もしくは「解る」ことと「答えられない」こととの話になると思います。

投稿: 森英樹(本物) | 2006年7月 3日 (月) 20時39分

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