普遍と特殊
松原正氏の著作においては、「洋の東西を問はず人間なら誰でもやらかす行爲」と、「西洋人或いは日本人であるがゆゑにやらかす行爲」との雙方が説かれてゐる。戰爭論においては、ローレンツを引用して人間の攻撃性を指摘した箇所は前者に屬し、ハムレットを引いて西洋人の正義病を論じた箇所は後者に属する。
文化について論ずる際には、普遍論と特殊論とを區別し、且つ雙方を重視する必要がある。
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松原正氏の著作においては、「洋の東西を問はず人間なら誰でもやらかす行爲」と、「西洋人或いは日本人であるがゆゑにやらかす行爲」との雙方が説かれてゐる。戰爭論においては、ローレンツを引用して人間の攻撃性を指摘した箇所は前者に屬し、ハムレットを引いて西洋人の正義病を論じた箇所は後者に属する。
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